名品と言われなくてもいいんです!俺がオールドツァイスを好きな理由。

2019年6月18日

実は、この前出かけたついでにとある中古カメラ屋さんに行って、レンズを一個買ってしまったんですよ。

見つけたのはebayだったのですが、販売元が日本の東京だったので、直接お店に行って買ってきたっていう落ちです。

購入したレンズに関わるお話は後半にして、なんでCarl Zeissが好きなのかってことについて話そうかな。

 

Carl Zeissって

Carl Zeissって言えば知る人ぞ知るレンズの名門だよね。Wikipediaでは最初にこう説明している。

カール・ツァイスCarl Zeiss ) は、

  1. カール・ツァイス社の創立者であったドイツの機械技術者(いわゆるマイスターカール・フリードリヒ・ツァイス
  2. 1846年イェーナで創業し1889年「カール・ツァイス財団」傘下に入ったドイツの光学機器製造会社カール・ツァイス社
  3. 1889年エルンスト・アッベにより設立され「カール・ツァイス社」を傘下としたカール・ツァイス財団Carl Zeiss Stiftung )
  4. カール・ツァイス財団とその傘下企業を含んだカール・ツァイス・グループ

である。

カール・ツァイス – Wikipedia

当然ながら、名品と言われるレンズが多々あり、それで多くの人を魅了しているって言ってもいいくらい。

ツァイスについて過去にこんな記事も書いたんだ。

もともとが、ツァイスのレンズは空気も写るって言う迷信のようなことが言われていたんだ。まあそれほど繊細に描写出来るってことだろうけど。

でもそれって、普通の人は基本的には名品と言われているレンズの事を言っているんじゃないかなと思ってるんだ。

 

俺が言うCarl Zeissとは

しかし、俺がここで話しているレンズは決して名品と言われるレンズじゃない

価格だって、えっ?そんなに安いのって言われる程度のレンズなんだ。元々使用しているのはPancolar F1.8/50mmって言うレンズ。

このレンズはトリウムレンズって言われて、表面が黄色くなるレンズってことで有名なレンズ。描写特性については特に好評は聞いたことない。

レンズ表面から酸化トリウム放射線を発生させているんで黄色くなると言われているんだ。放射線って言うと何だか物騒な気はしないでもない。

でもこの1万円程度のレンズが恐ろしいほどの色彩と描写力が有るんだよね。今の国産レンズには絶対にな色調だと思うんだ。ここは何時も俺が力説する部分だね。

まずはこの写真を見て欲しい。

窓

EOS 5D Mk2 + Carl Zeiss Pancolar F1.8/50mm

よく見ていただきたいのは、写真自体の感じだ。デジタルカメラで写しているにも関わらず、フィルムカメラのような柔らかさを感じませんか

木の窓枠の感触、木でできているって言う有機質だなった感じ。爪で押したら傷が付きそうな感覚がある、これがこのレンズの特徴かな。

ネットを調べてみてもCarl Zeiss Pancolar F1.8/50mmってさ、絶賛する評価なんて何処にもないと思うよ。

出てくるのはCarl Zeissとしては超破格の安さってことくらいかな。

もう一つ見ていただきたいのがこのコスモスの写真。

コスモス

このコスモス、注目していただきたいのは右側に位置するピンクのものですね。ピントがビシっと合った1枚なので、花びらの1枚1枚の輪郭がハッキリ出ています。

そして、花びらの表面にあるシワと言うか、表面の隆起状態が恐ろしいほど感動するような表現になっています。

撮った時は気が付かなかったのですが、後で現像してみると身震いするほど描写になってるんですよね。

あっ、俺は基本的に写真はRAWで写しているんですよ。帰宅してからLightroomで全て現像して写真を確認しています。

基本は加工は一切せずに、レンズとカメラの特性をそのまま活かせるようにしています。

別にJPEGで写してもいいのですが、JPEGは加工するたびに画質が劣化していくので生データとして全て保存しております。

そうそう、両方の写真も昨日雨が降り始める寸前に撮った写真なんですよ。

こんな感じで、名品と言われていないレンズでもこんな感じで写るんですよ。カメラだって最新じゃない10年ものですよ。でもこんな感じで写るなら、俺個人としては大満足です。

何ていうかな、LeicaじゃないけどLeicaっぽい画質で写真が撮れるのでお気に入りのレンズなんです。最近はこのレンズしか使っていません。

落ち着いた色調と描写のメリハリがオススメ

俺が探していたZeiss

でも、これって50mmレンズの標準なんで中望遠が欲しいなって思っていたんです。現在のツァイスではCANON用のは無いので、当然探すならM42マウントのオールドツァイスです。

ずっとeBayで探し続けており、Sonner 135mm/f3.5が目標だったんです。こいつも名品とは言われていないので、価格はかなり安め。でも単焦点なので狙い目だったんです。

ドイツとUKで何件か出店されていて、価格的にも格安が多かったんです。何個かビットしてみたんですが、土壇場でハイビットされて落札失敗。そんな連敗が続いていたんですよ。

諦めずに探していると、日本から出品されている物が見つかったんですね。価格はUKやドイツで購入し送料を入れたと同じくらいの価格なので、無茶苦茶高くはない。

早速詳細をチェックしてみると、ホームページが見つかりました。実店舗もあるようなので、それでは実際に行って現品を確認し購入を決めようかと思い、思い立ったら吉日で行ってみたんです。

お店お名前はDoppietta-Tokyoと言うお店です。Leicaとかの中古とオールドレンズを取り扱っていますね。

ページを見るとすごくオシャレな感じのお店なんです。場所は代々木上原駅のすぐ近くにありました。マンションの1室を使ったお店になっており、入った感じとオーナーさんのこだわりがすごく感じるお店です。

最近ブログで書いたように、自分でやりたいことを商売にしているって感じでした。カウンターに飾ってあるLeica M8とM9中古ですが、何ていうかなすごく使い込まれた感じが出ている良い品でした。

すごく使い込まれているって言うと、なんだか疲れてるっていうか傷だらけって言うかそんな感じがすると思いますが、そうではなくちびまる子ちゃんに出てくる穂波さんのお父さんが使っているって感じ。

ワンオーナーの方が、大事に使って使い込まれているって感じで、金属のエッジが使い込まれて表面が削れ、メッキが剥がれて下地が出ているんですが、それがつるつるとして輝いてるんです。

おー、これいいなって思って思わず価格を聞いてしまいました。M8で20万前半、M9で30万前半とのことでした。その他、ツァイスのオールドレンズが沢山並んでいましたね。Leicaのレンズも混ざっていましたが。

そこで、目をつけていたSonner 135mm/f3.5が売れていないのかを確認し、未だあるとのことでしたので現品を見せていただきました。

手にとって見ると、少しずっしりとした感じとピントの摺動もしっかりしているし、ゴミも入っていない。点検済みと言う事もありしっかりしていました。

価格は、eBayの価格から更に値下げされており、税込みで1.3万円との事でしたので思わず購入してしまいました。

購入した1品

そして購入したのがこれです。

JENA

ケース込みの価格ですね。レンズ経は49mmなので、思ったほど大きくはないです。すごく気に入りました。

JENA

シリアルナンバーからみると、この製品は1970年から1975年に製造された物になりますね。私が小学生の頃に製造された物ですから、そんなに古くはないですね。

MCですから、マルチコートになっておりボケ具合が少々弱いかも。

でも、M42マウントで絞りはAとMが付いたフルマニュアルですから、オールドの部類に入れてもいいと思います。

JENA

まあ年代が年代ですので、変な傷も少なく非常に出来は良いですね。これが1.3万円ですからお買い得品だと思いますね。

まとめ

本当は、試し撮りに行こうかと思っていたんですが、台風の影響なのか雨が結構激しいので諦めました。このレンズで、雨の北鎌倉の円覚寺を撮りに行きたかったんですがね。流石に雨がだけでなく風もそこそこあるんで、せっかくのカメラとレンズが濡れるのは・・・こんな私でも悲しいんでね。

これでまた写真を撮る楽しみが増えました。

スナップ撮りは基本、Leica D-LUX Type109ですが、鎌倉などのちょっとした所に出かける時にはEOS 5D Mk2とCarl Zeiss Pancolar 50mm/f1.8とCarl Zeiss Sonner 135mm/f3.5の組み合わせになりました。

俺がオールドツァイスが好きな理由は、名品と言われなくても素晴らしい色彩描画力が有るからなんです。

空気が写らなくても、自分にとっては最高の一品です。