空気は写らなかったけど、超お気に入りのオールド・ツァイス 其の二

2019年6月18日

さて今回も、この前書いたCarl Zeiss JenaのPancolar使用レポートの続きで、約束通り海を撮ったレポートになります。

さて、山の緑に対して海の碧はどんな風に写るのか楽しみですね。

 

柔らかさをすごく感じる

まずは海に出る前に有った、民宿と言うかサーファーロッジの倉庫の写真。天気が良い日なので、室内はだいぶ暗くなるのだが、十分いい感じで写っているよね。

サーフボード

EOS 5D Mk2 + Carl Zeiss Pancolor F1.8/50mm

実際に砂浜に出てみると、天気が良いので海も気持ちいいいですね。

浜辺
EOS 5D Mk2 + Carl Zeiss Pancolor F1.8/50mm

四隅が暗くなっていますが、全体的には自然で柔らかい写真。まるでフィルムで撮ったような写真に見えます。

この前の写真もそうですが、全部RAWで撮った写真を何も修正せずにJPEGに現像しているだけです。唯一、カメラ内部のJPEG現像ソフトを使用していないことです。

ここまで柔らかな写真が出来ると、写真を撮ることが今まで以上に楽しくなりますね。なんだかタイムスリップしたみたいでウキウキしてきます。

建物

EOS 5D Mk2 + Carl Zeiss Pancolor F1.8/50mm

この写真をじっと見る。小屋とその後ろ雲の部分、立体感がスゴイです。空の青さも変に青くなく自然ですね。

色彩バランスもすごいと思わない

唯一、色が強調されたのがこの1枚。漁業用の網を写したのですが、赤い色がくっきり出ています。

網

EOS 5D Mk2 + Carl Zeiss Pancolor F1.8/50mm

スペクトラム

スペクトラムを見てみると、やはり赤が元々突出していることがわかりますね。このレンズでの拾いやすい色なのかな?

ギラギラした赤ではなく、しっとり落ち着いていて、かつピントの切れは抜群と言う凄い出来じゃないっすか。

そして海から買える時に撮ったこの1枚

看板

EOS 5D Mk2 + Carl Zeiss Pancolor F1.8/50mm

看板を写した1枚なんですが、後ろの空の青さ友違う看板の青さ。本当に看板が浮き出ているように感じる1枚。

この1枚では色彩と言うより、立体感が素晴らしいと思いましたので、ここに紹介させて頂きました。

まとめ

其の一、其の二と2回にわたりCarl Zeiss Pancolar F1.8/50mmの実写を紹介させていただきました。このレンズを使ってみて、コピーのHeliosとはやはり違うなと思います。

コピーはオリジナルを超えることは出来ないと言いますが、やはりそれは事実ですね。この画質を超えるには、やはりCarl Zeissそのものしか無いんじゃないかな。

まあ古いレンズで、放射能レンズ等というあだ名まで付けられた不人気なレンズなんですが、デジタルカメラになってまた復活したと思います。少なくとも私はね。

フィルムカメラだと、放射能レンズの特徴が出て、また違った感じで写るんだろうな。

そう思いながら、しみじみ感じたのが、天気の良い日にこの画質と言うことは、雨降りなどはもっとしっとり落ち着いた感じの画質になるんじゃないかと。

一般的に、雨降りは機材が濡れるので撮りに行くのは躊躇するんですが、こんなレンズなら撮りに行ってみたいな、そう思わせるレンズです。

今回はフルサイズでの試し撮りでしたので、今度はM3につけてAPS-Cでの画質の確認をしたいと思います。

入手まで時間は掛かりましたが、送料込みで1万円そこそこで購入できる不人気レンズですが、個人的にはいい買い物したなって思います。