デジタルだけどデジタルに見えない画質が素晴らしいよね

2019年6月18日

オールド・ツァイス出とった写真ってさ、なんだかデジタルの匂いがしないんだよね。そんな風に思えるので、写真を交えて説明していこう。

デジタル機とオールドレンスの組み合わせ

デジタルな匂いって言うのは、何ていうか画質ソリッドな感じで、色彩はメリハリがありカチッと原色が出ている感じ。

つまり、見ていると固くて疲れるんですが、なんか今風のハッキリ・クッキリっていうのを地で行っている写真。

でもさ、いちよう現代のデジタルカメラなんですが、古いM42マウントのオールド・ツァイスを使って撮った写真は何故かデジタルの臭さがなく、タイムスリップしたような感じの写真になるんです。

まずは、この写真を見ていただきたい。

sky

EOS 5D Mk2 + Carl Zeiss Pancolar F1.8/50mm

きちっと出ている部分もあるんですが、それより全体感として柔らかさと少し暗くなっている感じなど、フィルムカメラで写した感じが出てるんです。

一様ですね、RAWでデータは撮っておりますがJPEGに現像する際には一切何も加工処理は行っていないんです。

RAWをそのまま現像しているだけなので、何の特性が一番出るかというと、Lightroomの初期パラメータの設定状況が一番影響しているんだと思います。

撮った写真を眺めていた時に、妙にアナログっぽい写真が撮れているのが全部同じ日だったので、同じレンズとカメラの組合せだと思い調べたらオールド・ツァイスだったんです。

日の当たり方で感じが変わる

でもね、こちらの写真をみるとちょっとまた感じが違っているんです。

お参り

EOS 5D Mk2 + Carl Zeiss Pancolar F1.8/50mm

この写真を見ると、意外とカチッとした写真になっていると思えるのですが、先の組み合わせと全く一緒なんです。

唯一の違いはと言いますと、背景を青空で撮ったかもっと暗い感じの色で撮っているかの違いだけかな。

後の写真ですごく感心したのは、服のシワの感じが凄くナチュラルなんですよね。ほんとシワって感じの柔らかさが伝わってくる。

それでいて、周囲の木々の葉がボケて溶け合っている感じなど、すごく良いなって感じで、今ままでのロシアレンズにはない感じかな。

ついでにもう1枚。

紫陽花

EOS 5D Mk2 + Carl Zeiss Pancolar F1.8/50mm

露出を−1に設定し撮影した1枚です。一番手前の花弁にピントをあわせており、以降後ろに行くに当たりピントがボケていく感じが最高だと思いません。

そして紫陽花自体がホワッとした感じでメロウな感じ。

こんなに豊かな表情を出してくれるレンズが、送料込みで1万強の価格なんて信じられます?どちらかと言うとロシアンコピーを今までそのくらいの値段で購入し、使用していましたが、やはりオリジナルには勝てませんね。

この写真を撮っているEOS 5D Mk2 + Carl Zeiss Pancolar F1.8/50mmの組み合わせ。最新の機器と比較すれば、月とスッポン以上の開きが有ると思いますが、これほどの味の有る写真が撮れるという事に誇りを持っています。

※機器は古いので埃は有ると思いますが。

みなさんも自分のお気に入りを見つけ、それのみで撮ってみるとまた違った世界が見つかるかもね。